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さらば青春の光 単独ライブ「真っ二つ」感想

 

 

4/15 シブゲキにてさらば青春の光単独ライブ「真っ二つ」東京千秋楽観にいってきました。

(大阪&名古屋の追加公演も決定!)

ついてすぐ,ニューヨークの屋敷さん,デニスの植野 行雄ちゃん,ラブレターズが見に来ているのを発見。シソンヌ長谷川さんが,森田さんのことを若手の中では5本指に入る天才と言ってたのも納得。芸人さんからも要注目のライブだったのだな。そりゃもうハズレなしだろうという確信を得て入場。

 

さらばの単独は,不毛な議論プレゼンツの単独ライブ@草月ホール以来だったので,4~5年ぶり。ちょいちょい合同ライブでネタを見ることはありつつも単独はひさびさ。ずっとまた行きたいなと思いながら,やっと行くことが出来ました。

そして,ライブが終わったあと,なんで毎年行っておかなかったんだと激しく後悔。

あの時から,2人の“やりたいこと”は全く変わってないのに,ネタがめちゃくちゃ進化してて感動すらしてしまった。

 

この2人の“やりたいこと”(たぶん)が,私がさらばの好きなところで,「日常」をすごく意識してネタ作ってるところなんですよね。

「突拍子もない設定にはしない」「気持ち悪いキャラで笑わせない」という,誰でもすぐに入っていけるような日常をテーマにしておきながら,絶対に先の読めない展開,裏切りで客を落とす。天才の所業。

「日常」を意識したネタは今回のライブでも全てのネタに通じていて,「裏切り」の部分はえげつないぐらいで進化をしてました。

 

そんなライブの内容は漫才1本,他は全編コント。

(テーマとしてはこんな感じ。順番はめちゃくちゃ。抜けもあるかも)

 

・ゴルフ場建設

・ラーメン屋

・陶芸家

・画廊

・ヒーロー

・万引き

・漫才(心霊スポット)

・レストラン

・定食屋

 

どれもこれも極上のネタで1本たりともハズレなしでした。

今回は演出に元カリカの家城さんが携わっているとのことで,転換のときもオシャンに仕上がってた。名古屋,大阪はまた新しい感じでやるって言ってた。

 

個人事務所で,芸暦10年で.これだけの単独ライブできる唯一無二の芸人だと思う。

さらに松竹の解雇があったり,ゲス不倫があったり,逆境の中でここまでのし上がっているところが,2人の実力を証明してる。

そろそろ賞レース,念願の優勝してほしいところですね。